ヘベ 〜Hebe〜 

ゼウスとヘラの娘で、神々の宴会で神酒(ネクタル)をついでまわる給仕係。
特にヘラに愛されていた。
のちにゼウスがガニュメデスを連れてきたことで、給仕係の任は解かれる。
母ヘラが、ヘラクレスと和解したことを示すために、ヘラクレスの妻となった。
ギリシャ語風に表記するとヘーベー。名前は「若さ」の意味。
青春を神格化した、「青春の女神」。

 

【出生】
父はゼウス
母はヘラ

夫はヘラクレス

 

【系譜略図】
ゼウス
  ┣ ヘベ
ヘラ

 

【関連雑学】
ローマ神話のユベンタスと同一視される。どちらも「青春の女神」
小惑星6の名前の由来。
  火星と木星の間に広がる、アステロイドベルトにある小惑星。
  小惑星とは発見されているだけで20万体以上あり、名前がついているのは
  そのうち1万5千体程度。
小惑星の名前