ヘスペリデス 〜Hesperides〜 

ギリシャ神話に登場する精霊、あるいは下級の女神の総称。ヘスペリデスは複数形で、単数だとヘスペリス(Hesperis)。
名前は「黄昏の娘たち」の意味。
主にヘスペリアー(夕方の女)、アイグレー(明るい女)、エリテュイア(赤い女)の三人と言われているが、ほかのニュンペー(ニンフ・精霊のこと)を含むこともある。
世界の西の端にあるという「ヘスペリデスの園」に住んでいて、その中にあるヘラの果樹園の黄金のリンゴの世話をしている。

 

【出生】
父はアトラス(世界を背負っている巨人)というのが一般的。
母は不明。

別説>>
母はニュクス(夜の女神)

 

【関連項目】
りゅう座

 

【関連雑学】
小惑星69の名前の由来。
  小惑星69ヘスペリア(Hesperia)の由来。
  火星と木星の間に広がる、アステロイドベルトにある小惑星。
  小惑星とは発見されているだけで20万体以上あり、名前がついているのは
  そのうち1万5千体程度。
小惑星の名前