カオス 〜Chaos〜 

ギリシャ神話に登場する原始神。
名前はケイオスとも。
カオスとは「大口を開けた」「空っぽの空間」という意味で、すべて存在するための「場」であった。
なにもない「空っぽの場所・隙間・裂け目(カズム)」であるカオスに、ほかの原初神が生まれていく。
他の原始神とはガイア(大地)、タルタロス(奈落)、エロス(原愛)。

 

【出生】
カオスは「場」であり、他の原始神の親ではない。
子どもとされるのは幽冥・暗黒の神エレボスと、夜の女神ニュクス。
【系譜略図】
カオス
  ┣ エレボス
  ┣ ニュクス
母はない。

 

【関連項目】
ガイア
タルタロス
エレボス
ニュクス

 

【関連雑学】
小惑星19521の名前の由来。
  太陽系外縁天体。
  小惑星とは発見されているだけで20万体以上あり、名前がついているのは
  そのうち1万5千体程度。
小惑星の名前