ポイベ 〜Phoibe〜 

ギリシャ神話・ティターン十二柱の女神。
アポロン、アルテミスの祖母。
名前は「輝く女」の意味で光明の女神。この名前から、月の女神とされることもある。
デルポイ神殿の創始者で、のちに孫のアポロンに譲ったとされる。

 

【出生】
父はウラノス(全世界を最初に統べた神。天空神)
母はガイア(原初の四神のひとり。大地神。ウラノスの妻だが母でもある)
兄のコイオスを夫とし、子どもにアステリア(星の女)、レト(アポロン、アルテミスの母)がいる。
【系譜略図】
ウラノス
  ┣ オケアノス(他ティターン十二柱が兄弟)
ガイア

 

【関連項目】
ティターン十二柱
コイオス
■ アステリア
レト
■ アポロン
■ アルテミス

 

【関連雑学】
土星の第九衛星の名前の由来。
  衛星の名前はフェーベ(Phoebe)
  平地の名前は娘に由来して「レト」と名付けられた。