クロノス 〜Kronos〜
ティターン十二柱のひとりで、農耕の神。
ティターン族の長となり、オリュンポスの神々と大戦(ティタノマキア)を行う。
武器に、万物を切り裂くというアダマスの鎌を持っている。
父ウラノスの性器をアダマスの鎌で切り落とし追放し王となる。
けれど父同様、子どもに権力を奪われるという予言を受けたため、子どもが生まれるたびに呑み込んでいた。
最後に生まれたゼウスだけは、レア(ゼウスの母)が赤子の代わりに石をのみ込ませて生き延びた。
ゼウスはこの後クレタ島でひそかに育てられ、のちに兄弟を父の腹から助け出し、父クロノスとティターン族は予言通り息子ゼウスによって倒される。
【出生】
父はウラノス(全世界を最初に統べた神。天空神)
母はガイア(原初の四神のひとり。大地神。ウラノスの妻だが母でもある)
妻はレア(ティターン十二柱のひとり。姉)
息子はゼウス、またケイロンなど
【系譜略図】
ウラノス
┣ クロノス(他ティターン十二柱が兄弟)
ガイア
【関連項目】
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ティターン十二柱
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レア…妻
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ゼウス…息子
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ケイロン…息子