テテュス 〜Tethys〜
ティターン十二柱の女神。海神、水神。
オケアニス(水の女神たちの総称)の母。
太陽の沈む西の果てで、ヘラからクロノスを匿い育てたとされる。
【出生】
父はウラノス(全世界を最初に統べた神。天空神)
母はガイア(原初の四神のひとり。大地神。ウラノスの妻だが母でもある)
兄のオケアノスを夫とし、たくさんの娘をもうけ、娘はほとんど水や森の女神である。娘たちのことを総称して「オケアニス」(オケアノスの娘)という。息子たちはほぼ全員河の神である。
【系譜略図】
ウラノス
┣ オケアノス(他ティターン十二柱が兄弟)
┣ テテュス
ガイア
【関連項目】
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ティターン十二柱
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オケアノス
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メティス
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アシア
【関連雑学】
土星の第三衛星の名前の由来。
カタカナ表記をする場合、テティスが一般的。
テティス海
テチス海とも。地球最初の超大陸パンゲアが分裂を始め出来あがった、
ローラシア大陸とゴンドワナ大陸に挟まれた海域を指す。古地中海。